英国アンティーク、素朴なつくりの拡大鏡。
イングランドの大きなフェアで手に入れた風合い溢れる拡大鏡。
屋外のストール、威厳たっぷりの親爺殿の前に積まれた様々なモノ達。
そこからこの拡大鏡をとりだし、眺めまわし、「いつくらいの物ですかねえ?」と尋ねる私。
親爺殿は肩をすくめ、「そりゃあ、古いよ」。
・・・この拡大鏡については、そのくらいの情報しかございません。
特に刻印があるわけでも、似た物がどこかの博物館にあるわけでもないのですが、経験と勘から100年以上は経っているのではないか、と推測いたします。
歳月を経てかなり黒ずんでおりますが、フレームは真鍮でしょう。
作りは非常にシンプル。
約8mm幅の真鍮の平棒をくるっとまるめ、持ち手部分をぴったり合わせてネジでとめた・・・それだけの形。
レンズは絶妙に釘で留めてあり、一部はフレームから少し離れております。
現在のところ、カタつきなどはなく、しっかりととまっています。
レンズは大きめで厚みがあり、拡大率は高め。
ただ、フレームよりわずかばかりレンズが厚い様で、テーブルに置くと中心部分が先に接地してしまいます。
そのせいでしょうか、レンズ中心部分には小傷が多くできてしまっております。
レンズが大きめなので、他の部分でも十分見えるのですが、中心が見えにくいというのは、どこか歯がゆいような感じがいたします。
素朴な風合いと歳月を経た味わいは格別のものがございますので、ディスプレイやオブジェとしてのご使用がおすすめ。
もちろん、中心が見えなくても問題ない、という心の広い方は、拡大鏡としてご使用いただければと思います。
英国から来た、素朴な造りの古い拡大鏡。
どこか心和むアンティークのひと品です。
◆England
◆推定製造年代:c.19世紀
◆素材:ガラス、金属(おそらく真鍮)
◆サイズ:長さ約20.5cm 拡大鏡部分の金属枠外寸直径約8.5cm 厚み約0.8cm
◆重量:174g
◆在庫数:1点のみ
【NOTE】
*古いお品物ですので、一部に小傷や汚れ、錆びや変色がみられます。詳細は画像にてご確認ください。
*レンズの中心部分に小傷がみられます。
*レンズ周囲にはざらつきがみられますが、手に触れる場所ではございません。
*画像の備品は付属しません。
*上記ご了承の上、お求めください。
アイテムのご購入はショップにてどうぞ。
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Todd Lowrey Antiques
by d+A