英国ヴィンテージ、電話ボックス型の貯金箱。
英国の赤い電話ボックス。
二階建てバスや郵便ポストとならび「ロンドンの景色」として長く世界中の人々が認知してきた赤いアイコン。
「Telephone Booth」「Telephone Box」 もしくはシンプルに「box(boxes)」とも呼ばれる電話ボックスには、長い歴史がございます。
初代 K1(Kiosk No.1の意味)のデザインはケンブリッジ図書館の設計などで知られるGiles Gilbert Scott/ジャイルズ・ギルバート・スコット(1880-1960)。
その後K2(1924)K3(1929)・・・と改良が重ねられ、デザインも少しづつかわってゆきます。
クラシカルなデザインは1935年から設置されているK6まで。K7以降はモダンなデザインとなり、私たちのイメージするものとは少し違ってきます。
現代においては日本と同じく電話ボックスとしての需要は激減。
ただ、長く愛されてきた電話ボックス・・とりわけK6以前のタイプを愛する人々は多く、充電用のブースやミニオフィスとしての使用など、あちこちで再利用が試みられているようです。
さて、英国国民が愛してやまないそんな電話ボックス。
今回ご紹介する貯金箱は、最後のクラシカルなデザインである「K6」です。
ドーム型の屋根に取り付けられたクラウン、そして中央が広く左右が狭い格子がK6の特徴であり、多くの人がイメージする「赤い電話ボックス」の中では現在最も多く設置されているタイプ。
また、背面には以下の文字がみられます。
OLD ENGLISH
BRASSWARE
ENGLAND
古い英国の真鍮製品・・・というあまりにも汎用的な言葉の組み合わせ。
会社名でもないようですので、特に製作元などは特定できませんでした。
「K6」のフォルムを忠実に再現したこだわりも特徴ですが、驚くのはその重さ。
初めて手にしたとき、一瞬テーブルにくっついているのかと思ったほど(やや大げさですが)。
高さ約16cmなのに、重量はなんと1kg超えとなっております。
この重さがございますので、貯金箱としてはもちろんブックスタンドとしてもお使いいただけそう。
デスクトップにおけば、渋い金色の質感と重量感がもつ雰囲気は抜群。
そしてなによりも、英国で長く愛されてきた独特のフォルムが、見ているだけでも嬉しくなってしまいそうです。
英国が愛するアイコンを貴方のお手元に、いかがでしょうか。
◆England
◆推定製造年代:c.1950-1970年代頃
◆素材:真鍮
◆サイズ:約6cm角 高さ約16cm
◆重量:約1.15kg
◆在庫数:1点のみ
【NOTE】
*古いお品物ですので、一部に小傷や汚れ、錆びや変色がみられます。詳細は画像にてご確認ください。
*スリットからは日本の500円硬貨が余裕で通ります。
*底部分のゴムは取り外しが可能ですが、少し外しづらいため、マイナスドライバーなど先が尖ったものでゆっくりと外してください。
*画像の備品は付属しません。
*上記ご了承の上、お求めください。
アイテムのご購入はショップにてどうぞ。
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Todd Lowrey Antiques
by d+A