英国ヴィンテージ、フルール・ド・リスがついたレターオープナー。
ヨーロッパの伝統的なモチーフ、フルール・ド・リス/fleur-de-lis(もしくは fleur-de-lys)。
アヤメ(アイリス)の花を様式化した意匠といわれておりますが、はっきりとした由来は不明。
フランス王家の象徴として有名ですが、フランスのみならずイタリアや英国、その他の国においてもこの形状は紋章等によく使われており、深い歴史と伝統を感じることができます。
今回ご紹介するレターオープナーは、そのフルール・ド・リスが持ち手にあしらわれている一品。
少し立体的になっているフルール・ド・リスは美しいバランスで、素材の真鍮とよく合い、上品な雰囲気です。
様々な文具の中で、レターオープナーは「手紙の封を切る」ための道具として、なかなかに贅沢な品物。
ただ、鋭いカッターナイフで封を開ければ、鋭いがゆえにしばしば違う方向に紙を切ってしまうのは、皆様も経験されたことがあるのではないでしょうか。
レターオープナーは鋭くないがゆえに、折れ曲がったところを柔らかく破り、心地よい開封のお手伝いをしてくれる、アナログな道具と言えるでしょう。
存在としての贅沢さから「卓上の華」ともよばれるレターオープナー。
実用的でお洒落な、英国ヴィンテージ・アイテムで、アナログならではの感触をお愉しみください。
◆England
◆推定製造年代:c.1950-1970年代頃
◆素材:真鍮
◆サイズ:幅約5cm 長さ約19cm 厚み約0.3cm
◆重量:46g
◆在庫数:1点のみ
【NOTE】
*古いお品物ですので、一部に小傷や汚れ、錆びや変色がみられます。詳細は画像にてご確認ください。
*刃物ではございませんが、機能として鋭い形状をしています。お取り扱いには十分ご注意ください。
*画像の備品は付属しません。
*上記ご了承の上、お求めください。
アイテムのご購入はショップにてどうぞ。
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Todd Lowrey Antiques
by d+A