英国アンティーク、真鍮のコールトング。
「Coal Tong/コールトング」とは文字通り石炭をはさむ道具の事。
ヴィクトリア時代の家に欠かせなかった暖炉。庶民の小さな家では皆が集う場所にひとつ、豊かな家では各部屋に、と数に差はありましたが、無い家はないくらい必要不可欠な設備でした。
暖をとり、調理し、湯を沸かす。場所によっては暖炉はまるで小部屋のように大きく、石やタイルが貼られており、居心地の良い場所でもあったようです。
そんな暖炉の火をおこし、管理するためのツールは色々ありましたが、今回ご紹介するコールトングも、なくてはならないもののうちのひとつでした。
材はずっしりとした真鍮。構造はシンプルで、二本の棒が自在に動くようになっており、その棒をお箸のようにもって石炭を摘まむ・・・という仕組みです。トップには丸環がついており、暖炉の側の壁に掛けて使っていたと思われます。
実際に暖炉をお持ちの方は実用に使いいただけることと思いますし、ヴィクトリアンのお屋敷のように壁に掛けておくのもおすすめ。
真鍮の味わい深い輝きが、暖炉を囲む暖かな雰囲気まで運んできてくれるような、英国アンティークのひとしなです。
◆England
◆推定製造年代:c.1880-1900年代頃
◆素材:真鍮
◆サイズ:全長約34.8cm 幅約6.9cm 厚み約3.2cm
◆在庫数:1点のみ
◆重量:421g
【NOTE】
*古いお品物ですので、一部に小傷や汚れ、錆びや変色、歪み等がみられます。
*先端で十分に石炭を摘まめる状態です。
*詳細は画像にてご確認ください。
*画像の備品は付属しません。
*上記ご了承の上、お求めください。
アイテムのご購入はショップにてどうぞ。
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Todd Lowrey Antiques
by d+A