角笛とは、文字通り動物の角から作られた笛のこと。
羊や水牛などの太く硬い角を用い、中を削って中空にし、角の先に穴をあけて空気を通すシンプルな構造です。
起源はわからないほど古く、アフリカ北部・中東・ヨーロッパ等でみられ、合図、通信手段、動物を追い立てるための音、祭や儀式の鳴り物として用いられてきました。
角笛/horn/ホーンは、そのままホルンなどの楽器の祖や車のホーン/horn(警笛)の語源ともなったといわれています。
今回ご紹介する角笛の飾りは、イングランド東部のマーケットで手に入れた物。
端部は彫刻が施された金属で装飾されており、その柔らかなフォルムとあわせて優雅さが漂います。両端にはチェーンがついておりますので、壁に掛けてディスプレイすることができます。
年代はそれほど古くなく、お土産物のようなものかと思われますが、美しい仕上げと本物の質感で十分アートとしての存在感をもっています。
壁に掛ければ、はるかスコットランドから羊飼いの吹き鳴らすホーンの音が響いてきそうです。
◆England
◆推定製造年代:C.1920-30年代頃
◆素材:角(おそらく牛)、金属
◆サイズ:長さ約24cm 口部分直径約6cm
◆在庫数:1点のみ
【NOTE】
*古いお品物ですので、一部に小傷や汚れ、錆びや変色などがみられます。詳細は画像にてご確認ください。
*飾り用ですので、笛としてお使いいただくことはできません。
*上記ご了承の上、お求めください。
アイテムのご購入はショップにてどうぞ。
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Todd Lowrey Antiques
by d+A