英国アンティーク、平行定規。
当店では今まで数種類の平行定規を扱ってまいりました。
黒檀と真鍮でできた、目盛りが無い平行定規は、海図で航路を決めるためのもの。
フラットな定規の芯に円柱がはめ込まれた比較的大きなものは、製図のためのもの。
ただ、今回ご紹介するタイプは初めて取り扱うものです。
中心となるのは塗りつぶしの黒塗装で仕上げられた円柱。その両端に金具が取り付けられており、ボックスウッドの12インチ定規が取り付けられています。平滑面におけば、円柱は平行に動き、定規で測ったり線を引いたりできる仕掛けです。
動作状況を動画としましたのでご参考までにご覧ください。
用途としては簡易な製図用で、前述の「フラットな定規の芯に円柱がはめ込まれた比較的大きなもの」の補佐的な扱いのような気がします。
目盛りの中央に「PATENT 8248」の文字がありますが、メーカーなどを特定することはできませんでした。全体の雰囲気から、おそらく1900年代から1930年代頃の品物かと推測いたします。シンプルな機構ゆえに、特に問題なく十分実用にご使用いただけるかと思います。
黒とボックスウッドのコンビネーションがお好きな方に。日常的にインチ単位での製図を手書きでされている方に(ターゲットが狭い・・・)。
そしてもちろん、アンティークの製図器具にたまらない魅力を感じる貴方にお届けしたいひとしなです。
◆England
◆推定製造年代:c.1900-1930年代頃
◆素材:木、金属
◆サイズ:幅約12インチ+両端の金具 厚み約2.3cm 奥行約4.8cm
◆重量:158g
◆在庫数:1点のみ
【NOTE】
*古いお品物ですので、一部に小傷や汚れ、錆びや変色、塗装の剥がれ等がみられます。
*詳細は画像にてご確認ください。
*画像の備品は付属しません。
*上記ご了承の上、お求めください。
アイテムのご購入はショップにてどうぞ。
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Todd Lowrey Antiques
by d+A














