川にかこまれ水車動力がえられたことや、鉄鉱石と石炭が近郊で産出したことにより鉄鋼業で発展し、近隣のリーズやマンチェスターと並んで、産業革命以来英国工業の中心地として国の経済を支えてきました。1742年、銀メッキの技術がこの地で発明されたことでも有名で、英国スターリングシルバーのアセイオフィスのひとつがあることでも知られています。
そんなシェフィールドの紋章をもつテーブルベル。
材は真鍮で、紋章部分はエナメル仕上げとなっています。
紋章のシールドの上部には交差する12本の矢。
これはシェフィールドが1つの街となるまえから、その地方で有力だった豪族の紋章からきているといわれています。
また、シールドの下部には3つの束ねた稲穂が並んでいます。
SHEFFIELDの名前の由来は「Sheaf川のそばのフィールド」からきており、そこから稲穂の束がモチーフとして選ばれたという説があるようです。
また、このベルに記載はありませんが、シェフィールドのモットーは 「Deo Adjuvante Labor Proficit」。これは英訳すれば 「With God's help our labour is successful」となり、「私たちの働きは神の助けで成功する」という意味となります。
まさに経済を支え、働く人達の象徴のようなテーブルベルは、振れば高い音でよく響き、実用に十分ご使用いただける力強さをもっています。
こちらの動画からベルの音をご確認いただけます。
実用はもちろん、飾っておくだけでも絵になる英国ヴィンテージ・アイテムです。
◆England
◆推定製造年代:c.1950年代頃
◆素材:真鍮・他
◆サイズ:直径約6.4cm 高さ約11.3cm
◆重量:198g
◆在庫数:1点のみ
【NOTE】
*古いお品物ですので、一部に小傷や汚れ、錆びや変色がみられます。詳細は画像にてご確認ください。
*画像の備品は付属しません。
*上記ご了承の上、お求めください。
アイテムのご購入はショップにてどうぞ。
こちらのバナーからご来店いただけます。
Todd Lowrey Antiques
by d+A