米国ヴィンテージ、COUROC社のトレイ。
COUROCとはアメリカ・カリフォルニアのMontreyにあった会社。
ユニークなモチーフでトレイやボウル、灰皿などを1948年から1990年代まで生産していました。
製造方法は黒の樹脂をベースに、数種類の木や貝、金属などでモチーフを象嵌で描き出す、凝った方法。
ふくろうやカエルなど動物や乗り物、家など、ちょっとエスプリの効いた、それでいて懐かしいような独特の意匠性で現在でもファンが多いコレクタブルアイテムとなっています。
今回ご紹介するのはそのCOUROC社のトレイ。
モチーフはサンフランシスコのケーブルカー(路面鉄道)。
1873年に開通したケーブルカーは、現在でも人気で、サンフランシスコの象徴的存在ともいえる名物です。
そのケーブルカーを正面から線描きのお洒落なイラストで表現。
Van Ness Avenue /ヴァンネス・アベニューからMarket Street/マーケットストリートを結んでいるようですので、カリフォルニア線でしょうか。
通勤客のような人もみられ、当時の様子がしのばれます。
象嵌モチーフを囲む円、1873の文字、そしてヘッドライト部分には真鍮が使われ、他の部分は染めた木がはめ込まれています。
線描きの表現となんともいえない質感が、ケーブルカーというモチーフと相まってノスタルジックさを掻き立てます。
実際に飲み物のトレイとしてお使いいただいてもよいですし、レタートレイとしてのご使用もお洒落。もちろんレコードのように飾っていただいても、
古き良きアメリカ西海岸の雰囲気をお愉しみください。
◆U.S.A
◆推定製造年代:c.1960年代
◆素材:樹脂・他
◆サイズ:直径約26.5cm 高さ約1.4cm
◆重量:343g
◆在庫数:1点のみ
【NOTE】
*古いお品物ですので、一部に小傷や汚れがみられます。詳細は画像にてご確認ください。
*アルコールや熱湯をかけることはお避け下さい。
*画像の備品は付属しません。
*上記ご了承の上、お求めください。
アイテムのご購入はショップにてどうぞ。
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Todd Lowrey Antiques
by d+A