可愛らしい銀行のファサードを模した貯金箱は、小さな町のシティホールで行われていたアンティークフェアで手に入れました。
売り手は白髪が格好いい壮年の紳士。
「これはめずらしいよ。ジョージアンの頃か、新しくてもヴィクトリアンだね」
（『新しくっても』って・・・）と思いながら、売り文句につられ、ミニチュア好きとしては思わず手に入れてしまいました。
作りはとてもシンプル。
前面は真鍮の板をファサードの形にエンボス加工したもの。
背面には金属製のボックスが取り付けられ、マイナスネジを外せば、薄い真鍮の蓋をくるりと回して開けることができます。
切り妻屋根の家は英国では一般的ではありませんが、特別な建物ならば別。
屋根の縁につけられた「Barge board /破風」が愛嬌のある形となっており、中央の大きな時計がアクセント。
通りに面したドア下には数段の階段、左右の出窓も、英国の建物ではお約束の形。
時計の下にあるスリットからは、日本の500円硬貨が余裕で通ります。
小さな町のハイストリート。
並ぶのは雑貨屋を兼ねた郵便局、宿屋を兼ねたパブ、そしてこんな銀行。
英国の郊外、100年経っても変わらないような風景が目に浮かびます。
貴方のデスクトップに、カウンタートップに。
そっと置けば、英国の小さな町のハイストリートが出現いたします。
◆England
◆推定製造年代:c.19世紀中頃
◆素材：真鍮・金属
◆サイズ：幅約12.5cm 奥行き約4.8cm 高さ約17.2cm
◆重量:158g
◆在庫数：1点のみ
【NOTE】
＊古いお品物ですので、一部に小傷や汚れ、歪み、錆びや変色がみられます。詳細は画像にてご確認ください。
＊金属エッジが鋭利な部分がございます。お取り扱いには十分ご注意ください。
＊画像の備品は付属しません。
＊上記ご了承の上、お求めください。
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Todd Lowrey Antiques
by d＋A
