英国の大きなアンティークセンターで手に入れたおおぶりのリング。
モチーフはその独特の兜と吊りあがった細い目、髭などからモンゴルの兵士と思われます。
モンゴル帝国といえば1206年にチンギス＝ハン（チンギス＝カン）が作り上げた史上第二位の大帝国。（一位は1938年時点の大英帝国）
最盛期には、西は東ヨーロッパ、東は朝鮮半島までユーラシア大陸を横断し、領土面積は約3300万km2で、地球上の陸地の約25%を統治したといわれています。
そのモンゴル帝国が誇ったのは馬を自在に操る最強の兵士。
残酷かつ精強な騎馬兵を主力とする軍団はユーラシア大陸を席巻し、周囲の国々を恐怖に陥れました。
そんなモンゴル兵をモチーフとしたリングは、稀に英国のアンティーク、ヴィンテージ市場でみることができます。
強さの象徴、そして彼らにとって東洋の神秘であり脅威。
ことのほか馬を愛する英国の国民性から、ちょっとした親近感もあるのかもしれません。（征服もされてないですし）
他とは異なる、ちょっとしたこだわりのモチーフとして身につける人が多いのではないでしょうか。
材はスターリングシルバー。
英国においてスターリングシルバー（銀の純度92.5%)はホールマークによって管理されておりますが、ジュエリーなどの小さなものにおいては必ずしもホールマークは刻印されておらず、銀の純度を示す「925」もしくは「STARLING」などのみの場合もございます。
今回ご紹介するリングも裏面に小さく「925」の刻印をみることができます。なお、925のとなりにも刻印が二つありますが、残念ながら読み解くことはできませんでした。
最強のモンゴル兵を指に嵌める。
貴方の中の強い気持ちをより高めるアイテムとして、手に入れてみてはいかがでしょうか。
◆England
◆推定製造年代:c.1930年代以降
◆素材：銀（スターリングシルバー）
◆サイズ：約19号
◆重量:14g
◆在庫数：1点のみ
【NOTE】
＊古いお品物ですので、一部に小傷や汚れ、歪みや変色などがみられます。詳細は画像にてご確認ください。
＊画像の備品は付属しません。
＊上記ご了承の上、お求めください。
アイテムのご購入はショップにてどうぞ。
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Todd Lowrey Antiques
by d＋A
