Search This Blog

Thursday

永遠の導きを象徴するナビゲーションデバイス/ Antique Silver Compass Charm Pendant

 英国アンティーク、コンパスペンダント。



















コンパスは、何世紀にもわたって存在し、人々を導いてきました。


コンパスの起源は、漢王朝時代(紀元前206-220年)の古代中国にまでさかのぼります。初期のコンパスは、地球の磁場と一致する天然磁石、鉱物マグネタイトの Lodestone/ロデストーン で

作られましたが、ナビゲーション/航行 には使われなかったとされており、実際には、占いや風水などの古代の芸術的儀式に使用されていたようです。


11世紀の宋王朝時代にナビゲーションデバイスとして使用され、さらに中国から西へ伝わると、コンパスは海上航行に欠かせないアイテムとなり、船乗りや冒険家、旅行者などによって使用されるようになり、時間が経つにつれて、様々なタイプのコンパスが中世ヨーロッパと中東で作成され、その使用法が広がりました。

磁気コンパスの登場は、すべてのコンパスタイプの中で最も身近なものとなり、常に北を指すという唯一の機能を実行することで知られていますが、

最初に発明されてから何世紀も経った今でも、コンパスは有用なツールであり、針路や方向性を見つける必要がある人々によって常に使用されています。



このように、その永遠に北を向く能力が、コンパスを象徴的なデバイスにしています。


それは、旅行者にとって常に正しい方向に導いてくれる信頼と安心感を提供する北極星のようであり、導きの象徴として歴史を通して崇められています。

常に、北、東、南、西のどの方向を向いているかを知ることを意味し、今日でも、多くのイスラム教徒はコンパスを使用してメッカの方向を見つけています。

コンパスという言葉は、ラテン語の com が一緒を意味し、passus が step や pace を意味することから、「一緒に歩む」ことを尊ぶ人々に支持され、どこに行き、そこに行くかを示すデバイスとして、人々が動くのを助け、それぞれの道をたどる方法をあなたに示すモチベーションの象徴となります。


形態を特徴づける、北、東、南、西、の4つの方向は、古代ケルトと中国の文化にとってとても重要でした。4つの方向との調和や、生活の中でのバランスを求め、その象徴としてこのタイプの装飾品を身に着けていたのかもしれません。



歴史を通して、コンパスはシンボリックな意味を持ち、人がそれぞれ求めるものを提供してきました。


ファッショナブルでありながらその最大の特徴はそのナビゲーション機能にありますが、ヴィクトリア朝からエドワード朝時代には、ポケットウォッチのフォブチェーンやネックレスチェーンに留めるようになり、アクセサリーやジュエリーアイテムとして、様々なスタイル、デザインが数多く出回り、これらの美しいコンパスは、ファッショナブルかつステータスとしても身につけられていたと考えられます。



今回のコンパスはロングチェーンにつけられたペンダントタイプ。

もともとは懐中時計のフォブチェーン用として作られたものかもしれません。


片面はコンパス、片面はエングレーヴィングが施されており、どちらの面が見えても絵になるようにできています。よくよく見れば、外周の飾りに半ば隠れておりますが、側面にバーミンガムのアセイオフィスを表す錨のホールマークが刻まれています。他にもなにか彫られてるようにも見えるのですが、飾りに阻まれて判読はできませんでした。よって、ここではスターリングシルバーとして紹介させていただきます。


約70cm弱のロングチェーンは、留めたまま首に掛けられる長さ。留め具部分に925の刻印がありますので、925シルバーとなります。


何世紀も前から人々を導き、その象徴性が尊ばれてきた英国アンティークのアクセサリーコンパス。


ご自身のお守りとして、あるいは大切な方への贈り物としていかがでしょうか。



◆England

◆推定製造年:c.1900-1930年代頃

◆素材:ガラス・シルバー

◆コンパスサイズ:直径約2.9cm/1.9cm 厚さ約0.75cm 

◆チェーンサイズ:長さ約69.5cm

◆重量:6g/10g(チェーン込み)

◆在庫数:1点のみ



【NOTE】

*古いお品物ですので、一部に微細な傷やよごれ、金属部の経年変化がみられますが、ガラス部分に目立つ傷はなく、動作も正常です。

*詳細は画像にてご確認ください。

*画像の備品は付属しません。

*上記ご了承の上、お求めください。



アイテムのご購入はショップにてどうぞ。

こちらのバナーからご来店いただけます。

Todd Lowrey Antiques

by d+A