英国アンティーク、真鍮のミニチュアチェア。
英国アンティークで時折みかけるミニチュアチェア。
あくまでも飾りとして作られたらしき小さな家具は、中産階級がインテリアを愉しむ余裕が生まれたヴィクトリア時代に普及したものと思われます。
今まで何点かミニチュアチェアを扱ってまいりましたが、今回のチェアは初めてのデザインで、なかなか見ることのない珍しいものです。
背もたれが丸くなっていて、俗にいう「balloonback/バルーンバック」チェアとなっています。バルーンバックチェアとは、背もたれの輪郭がバルーン（気球）のような形状のチェアのこと。19世紀、ジョージアンからヴィクトリアンに変わる頃に登場したとされ、それまでの重厚なチェアに対する反動として比較的こぶりで扱いやすくつくられており、サロンやプライベートルームなどで便利に使われてきました。
そんなバルーンバックチェアを模した、高さわずか10cmほどのミニチュアチェア。前足は挽物を模しており、少しばかり歪んでおりますが、それもご愛嬌としてご覧いただければと思います。真鍮の無垢材でつくられており、小さいながらもずしりと重い感触と、時を経た真鍮の質感がたまりません。
ドール用にご使用いただいてもよろしいですし、貴方の大切な小さな物をおくディスプレイ台としてもご使用いただけます。もちろんそのまま置いていただくだけでも、英国の古い家具を所有する悦びを感じさせてくれることでしょう。
小さな本物の英国アンティークの佳品を是非どうぞ。
◆England
◆推定製造年代:c.1890-1900年代頃
◆素材：真鍮
◆サイズ：幅約5.1cm 奥行約5cm 高さ約10cm
◆重量：85g
◆在庫数：1点のみ
【NOTE】
＊古いお品物ですので、一部に小傷や汚れ、錆びや変色、歪み等がみられます。
＊詳細は画像にてご確認ください。
＊画像の備品は付属しません。
＊上記ご了承の上、お求めください。
アイテムのご購入はショップにてどうぞ。
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Todd Lowrey Antiques
by d＋A
