英国買付、金属製の子豚フィギュア(ペア)。
珍しく、そして可愛らしいフィギュアを手に入れました。
全長約10cmの金属製の黒いスリッパ。
そこからひょこんと顔をだし、微笑みかけているのはピンク色の子豚が一匹。
スリッパのかかと部分には「Good Morning」の文字が刻まれております。
そして、もうひとつ。
同じ型のスリッパに潜り込んでいるのはやはり子豚。
ふっくらしたお尻とくるんとした尻尾が飛び出ております。
スリッパのかかと部分には「Good Night」。
どうやらスリッパを住処にしているらしいミニチュア子豚がいるらしい。
果たしてこれは二匹いるのか、それとも一匹を時系列で表現しているのでしょうか?
子豚の顔をみれば、そんな悩みもどうでもよくなってしまうような明るい表情に思わず笑みがこぼれてしまう可愛さです。
小さいながらも合計で300g超えというなかなかの重厚感あるスリッパ入り子豚達。
作りは本格的で、スリッパの造形などはアートの薫りすら感じます。
スリッパの底にはなにか文字があるように見えますが、残念ながら判読はできませんでした。
ただ、わすかに「・・・ph Co. N.Y 」の文字が読み取れますので、ひょっとしてニューヨークからのお品物かもしれません。
買い付けたのは英国のディーラーから。
彼も詳細は分からないようでしたが、品物の状態からおそらく20世紀初頭の品物であろうとのことでした。
豚はヨーロッパにおいては幸せの象徴。
アイルランド語には、「ブタの背中に乗っている」ということわざがあり、思わぬ縁で繋がったり、幸せで人生に成功している、などというという意味があるといいます。
世界的に見ても子だくさんの豚は幸運や繁栄の象徴として縁起物とされていますし、肉、皮、骨、血に至るまで優れた無駄のない有用性を兼ね揃えており、有用性のシンボルともなっています。
その背景を考えれば、小さな子豚の置物は、海を越えて可愛がられてきたラッキーアイテムであるといえるかもしれません。
貴方のお部屋に小さな子豚はいかがでしょう。
朝のおはようから、夜のおやすみまで、小さな子豚は貴方の暮らしに微笑みをくれることでしょう。
◆英国買付
◆推定製造年代:c.1900年-1930年代頃
◆素材:金属
◆サイズ:スリッパ全長約10.2cm(どちらも)
◆重量:Good Morning 160g Good Night144g
◆在庫数:1セットのみ
【NOTE】
*古いお品物ですので、一部に小傷や汚れ、塗装の剥がれ等がみられます。詳細は画像にてご確認ください。
*画像の備品は付属しません。
*上記ご了承の上、お求めください。
アイテムのご購入はショップにてどうぞ。
こちらのバナーからご来店いただけます。
Todd Lowrey Antiques
by d+A