ドイツヴィンテージ、ゲバルト社のボックスカメラ。
英国の大きなアンティークセンター。
近場でヨーロッパ最大級のアンティークフェアが定期的に行われているせいか、他の町よりもずっと通好みの品揃えが充実しているアンティークセンターの小部屋で見つけたボックスカメラのご紹介です。
正直、カメラに詳しいわけではないのですが、古いカメラが持つ独特の雰囲気は大好物。アナログでありながらもメカニックな機能美は、他にはないものと思います。
手に入れたのは、ドイツ製の「Gevabox」。製作はゲバルト社です。
ゲバルト社はもともとは1894年に写真感光紙の製造をしていたLieven Gevaert/リーヴェン・ゲバルトによって、ベルギー、アントワープ市に登録された会社です。
その後事業を拡大し、1950年代にはカメラを数種類発売しています。1964年には1867年創業のAgfaと合併し、Agfa-Gevaert社となります。
現在は「Agfa/アグファ」として、インクやフィルムなどを製造する世界的メーカーとなっています。(アグファは一時フォルム一眼レフカメラも生産していましたが、現在はトイカメラのみの生産のようです)
なお、ゲバルト社は1964年の合併まではベルギーの会社でしたが、Gevaboxについては生産・組み立てはドイツとなっています。
参考:Camera Wiki Gevaboxの頁
http://camera-wiki.org/wiki/Gevabox
参考:ヴィンテージカメラのコレクターサイト
https://www.collection-appareils.fr/x/html/camera-1018-Gevaert_Gevabox%206%20x%209.html
開け方は、側面の円錐状の突起をぎゅーっとスライドさせ、ロックを外してから、反対側の側面をまるごとパカッと外す感じとなります。
開け方、その他の可動部分に関しては、動画をアップしましたのでご興味ある方はご覧ください。
・・・と、私に説明できるのはここまで。
カメラについては詳しい方々がいらっしゃることを重々承知しておりますので、大変申し訳ないのですが撮影方法などの説明はご遠慮させていただきます。実際に撮影できるかどうかは不明です。
20世紀半ばのドイツインダストリアルデザインの、渋い格好良さを強調しつつ、説明に替えさせていただきます。
シックでダンディなディスプレイに最適であり、お詳しい方は撮影にトライしてみるのもよろしいかもしれません。
メカニカルな機能美を是非ご堪能ください。
◆英国買付/Germany製造
◆推定製造年代:c.1951年
◆素材:金属、ガラス、他
◆サイズ:幅約7.7cm 奥行き約11.2(+レンズ)cm 高さ約10.6(+取手)cm
◆重量:570g
◆在庫数:1点のみ
【NOTE】
*古いお品物ですので、一部に小傷や汚れ、錆びや変色がみられます。詳細は画像にてご確認ください。
*申し訳ありませんが実際に撮影できるかどうかは不明です。
*画像の備品は付属しません。
*上記ご了承の上、お求めください。
アイテムのご購入はショップにてどうぞ。
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Todd Lowrey Antiques
by d+A