英国アンティーク、グローブボックス。
「グローブボックス」とは文字通り「手袋を仕舞う箱」のこと。
グローブボックスがいつから存在していたのかは定かではありませんが、手袋をつけて外出することが紳士淑女のたしなみであったヴィクトリア時代には、色々な意匠のグローブボックスがつくられました。
基本的には細長い形状で程よい深さがあり、手袋が上手く収められるような形状が大前提。意匠的にはシンプルな木箱から、内張に凝ったシルクが使われて箱も象嵌細工や絵が描かれた凝ったものまで様々で、持ち主の多様さが伺えます。高級品は鍵付きで、中に仕舞われていた手袋もさぞ高価だったのではないかと思います。
今回ご紹介するグローブボックスは、主素材がオーク材で出来た風格を感じさせるお品物。
内張はなく、底面には紙が貼られているため、最高級品・・・というわけでございません。
ただ、蓋や側板はオーク材、蓋中央の飾りや鍵穴回りの板の飾り、そして箱を囲むようなベルト状の金属製の飾りが施されており、それなりに凝ったお品物で在ると思います。ちなみに鍵箱と受けはございますが、施錠できる鍵はついておりませんでしたので、このままのご紹介とさせていただきます。
内寸は幅約23.5cmと、筆記具などを仕舞っておくのにちょうど良いサイズ。もちろん、アクセサリーや時計など小物入れにも最適です。
かつて紳士淑女の必需品であった手袋を仕舞っていた木箱を、ぜひ実用にお役立てください。
◆England
◆推定製造年代:c.1900年代頃
◆素材:木、金属、紙
◆サイズ(外寸):幅約24.8cm 奥行約8.5cm 高さ約5.6cm
◆サイズ(内寸):約23.5×7cm 深さ本体約3.5cm 蓋側約0.8cm
◆重量:307g
◆在庫数:1点のみ
【NOTE】
*古いお品物ですので、一部に小傷や汚れ、錆びや変色等がみられます。
*鍵は付属しません。
*詳細は画像にてご確認ください。
*画像の備品は付属しません。
*上記ご了承の上、お求めください。
アイテムのご購入はショップにてどうぞ。
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Todd Lowrey Antiques
by d+A