英国アンティーク、テーブルベル。
英国のマーケットで手に入れたテーブルベル。
古びた金属の味わいとさりげなく美しい持ち手に惹かれました。
よくみれば、持ち手の先端には小さな四つ葉の透かし模様がみられます。
やや歪んではおりますが、これは「クワットレフォイル」と思われます。
クワットレフォイル/Quatrefoilとは、ラテン語由来の言葉で直訳すると「4枚の葉」となり、四葉、もしくはその形状をした装飾的な文様のこと。
ゴシックやルネサンス様式のキリスト教教会の装飾によくみられ、長い歴史の中でバリエーションを生みながら使われてきました。
形としてキリストの十字架を象徴し、幸運の象徴でもあります。
鐘本体(キャスティング)には、ごく細かな凹凸に線が二本、ぐるりと取り囲むように施されており、なかなかに凝った作り。
そして、持ち手のきれいなCスクロールの重なりの上に乗ったクワットレフォイルがこのベルを特別なものにしています。
教会関係の場所にあったか、もしくは信心深い持ち主が大切にしていたものなのかもしれません。
振ればはっきりとした音色が響きます。
動画をアップいたしましたので、よろしければご確認ください。
歳月を経た味わいとクワットレフォイルがポイントのテーブルベル。
貴方のお手元にいかがでしょうか。
◆England
◆推定製造年代:c.1900年代頃
◆素材:金属
◆サイズ:直径約9cm 高さ約13cm
◆重量:182g
◆在庫数:1点のみ
【NOTE】
*古いお品物ですので、一部に小傷や汚れ、錆びや変色、歪み等がみられます。詳細は画像にてご確認ください。
*画像の備品は付属しません。
*上記ご了承の上、お求めください。
アイテムのご購入はショップにてどうぞ。
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Todd Lowrey Antiques
by d+A