英国アンティーク、小さなレターラック。
「GODSHILL/ゴッズヒル」とは、ワイト島にある町の名前。
ワイト島とはブリテン島南部に浮かぶ小さな島で、それだけでひとつの州となっています。
ブリテン島からはフェリーで30分ほど、、海に囲まれているため格好の観光地として古くから親しまれている島です。ゴッズヒルはそのなかでも小さな町で、茅葺屋根の可愛らしい街並み、モデルビレッジ（小さな模型の村）などがあり、英国人に人気の観光スポット。
レターラックのデザインはアンヴィル（金床）、ハンマーに蹄鉄・・・といかにも鍛冶屋のモチーフとなっております。鍛冶屋といえばスコットランドのグレトナグリーン（イングランドとの国境にあり、法律の違いによってイングランドで結婚できないカップルがグレトナグリーンの鍛冶屋に駆け込んで結婚式を挙げた）が有名ですが、このゴッズヒルにも同様のお話があったのでしょうか？
・・・残念ながら、そのようなお話を見つけることはできませんでした。ただ、英国には鍛冶屋が職人の王であることをアルフレッド大王に認めさせる伝説があり、古来より「すべての仕事は鍛冶屋から始まる」という誇りある仕事とされているとか。
私見ですが、アンティークマーケットで時折みつけることができる職人の小さな真鍮フィギュアは鍛冶屋のものが多く、とても良いイメージを持たれているのではないかと思います。
そんなことから、ワイト島の小さな町のお土産物のレターラックに、鍛冶屋モチーフを組み合わせ、町の名前を付けて売っていても何の不思議もないのかもしれません。
名刺大のカードはもちろん、ポストカードくらいの大きさでしたらしっかりと支えてくれる真鍮のレターラック。
貴方のデスクトップに如何でしょうか。
◆England
◆推定製造年代:c.1930-1950年代頃
◆素材：真鍮
◆サイズ：幅約6.9cm 奥行き約2.4cm 高さ約7.2cm
◆重量:77g
◆在庫数：1点のみ
【NOTE】
＊古いお品物ですので、一部に小傷や汚れ、錆びや変色がみられます。詳細は画像にてご確認ください。
＊画像の備品は付属しません。
＊上記ご了承の上、お求めください。
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Todd Lowrey Antiques
by d＋A
