英国ヴィンテージ、木製ジクソーパズル。
ジグソーパズル。
子供の頃に一度は興味を持った方は多いのではないでしょうか。もちろん大人向けに精緻を極めたジグソーパズルも多く販売されており、世界的に認知されている趣味のひとつといえるでしょう。
歴史は意外と古く、通説では1760年代、ロンドンで地図職人技師として働いていた John Spilsbury/ジョン・スピルズベリによって、最初につくられたと考えられています。それは地図がモチーフで、それぞれの国の形をしたピースで出来ており、子供向けの学習ツールとしてのものでした。ピースは木製で、木を「糸鋸/jigsaw」でカットすることから、「ジグソーパズル」と名づけられたといわれています。
さて、今回ご紹介するのは、ジグソーパズルの生まれ故郷、英国からのひとしな。
木製のジグソーパズルです。
実際には印刷した紙が木に張り付けてあり、それをピースに切り抜いたもの。絵のモチーフは、英国の地図。ジグソーパズル開発当社からの由緒正しきモチーフです。
外箱が残っており、小さな男の子が考え込みながらパズルに挑戦しているイラストが目を惹きます。
側面には以下のレベルがみられます。
"VICTORY" GEOGRAPHICAL WOOD JIG-SAW PAZZLE
with picture puzzle on reverse side
"BRITISH ISLES"
CONTAINING ABOUT 100 WOOD PIECES. APROXIMATE SIZE 12"×9"
MADE IN ENGLAND BY G.J.HAYTER & Co.LTD. BOSCOMBE, BOURNEMOUTH
G.J.HAYTER & Co.LTDとは、1927年ブリテン島の南岸ボーンマスで設立された会社。1932年から「Victory jigsaw puzzle」の名称で多くのジグソーパズルを開発・販売してきましたが、1970年にはボードゲームメーカーのJ. W. Spears and Sonsの傘下となりました。
Artistic、Cathedral、Children's、English View、Geographical、London View・・・等々様々なシリーズを展開しており、今回のお品物はその中のGeographicalシリーズです。なお、反対側は別の絵のパズルとなっており、何度でも楽しめる仕掛け。絵柄は英国空軍の戦闘機が双翼機からスピットファイアまでいろいろなタイプが描かれており、こちら側も挑戦のし甲斐がありそうです。
今回は地図面を挑戦してみました。地図だから簡単かな、と思って何も見ないで始めて見ました。
これが意外と難しく、かかった時間は40分と28秒。100ピースのパズルでこれはかかりすぎ・・・でしょうか?
さあ、今度は是非貴方も。
英国の地理をおさらいしつつ、ヴィンテージのパズルをお愉しみください。
◆England
◆推定製造年代:c.1932-1969年頃
◆素材:紙、木
◆パズル完成サイズ:約23×30.cm
◆外箱サイズ:約24×18.8cm厚み約.7cm
◆箱込の総重量:385g
◆在庫数:1点のみ
【NOTE】
*古いお品物ですので、一部に小傷や汚れ、変色などがみられます。
*ピースは全て揃っています。1ピースのみ、紙が剥がれた個所があり、白くなっています。詳細は画像にてご確認ください。
*外箱にも傷みがみられます。
*画像の備品は付属しません。
*上記ご了承の上、お求めください。
アイテムのご購入はショップにてどうぞ。
こちらのバナーからご来店いただけます。
Todd Lowrey Antiques
by d+A