英国アンティーク、ジュエラーズ・ルーペ。
「Jewellers Loupe/ジュエラーズ・ルーペ」 とは、大工さんの金槌のように、これを所持していない人はプロフェッショナルとは言えないほど、宝石商や金細工職人の必須アイテム。
強いて日本語でいえば「精密繰り出しルーぺ」。
現代でも一般的に販売されており、多くは円型レンズ部分の直径は、1/2インチから1インチ(約1.27~2.54㎝)ほどで、ケースから軸回転でスライドさせて使用します。
そのケースの隙間に人差し指を入れて、親指の第一関節を頬に固定し、人差し指で支えられたレンズを覗き込むようにして使うことが多いようです。
ケースとレンズマウント(縁)は現代ではステンレスや樹脂、古くは鉄や真鍮、牛角などが使われてきました。
今回ご紹介するのは、そのジュエラーズ・ルーペ、そしてそのなかでも非常に珍しいフォルムのものです。
珍しいポイントはケース本体中央に約1/2インチほどの丸穴があるので、ケースに入ったままの状態でも十分使用が可能なこと。
ケースに人差し指を入れるほどの厚みはありませんが、繰り出して使う場合でもケースが指でつまんで固定するにはちょうど良いバランスなので、使い勝手も優れています。
キーホルダーに付けて、そのままポケットに忍ばせても、レンズに傷が付く心配はほとんどありません。
丸環がついておりますので、ネックレスチェーンや革紐などに通し、首から下げれば、アクセサリーとしてもご利用いただけます。
100年を超え、独特の風合いをまとった真鍮のケースと、衰えることのない確かな機能をもつ英国アンティークのひと品です。
◆England
◆推定製造年:c.1900年代頃
◆素材:真鍮・ガラス
◆サイズ:幅約3.5cm 高さ約5㎝ 厚さ約0.8cm レンズ部分直径約2.4㎝
◆重量:22g
◆在庫数:1点のみ
【NOTE】
*古いお品物ですので、一部に微細な傷や汚れがみられますが、ガラス部分に目立つ傷はなく、とても良い状態です。
*詳細は画像にてご確認ください。
*画像の備品は付属しません。
*上記ご了承の上、お求めください。
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Todd Lowrey Antiques
by d+A