英国ヴィンテージ、1962年の2シリング硬貨を加工したシルバーペンダント。
今回ご紹介するのは、英国の古いコインを使ったチャーム付ペンダント。
ちなみに現在の日本においては、貨幣を加工することは法律によって禁じられており、私たちも日本硬貨のアクセサリーは目にすることは(多分)ありません。でも他国、例えばアメリカや英国などでは特に禁じられてはいないようで、「硬貨/コイン」を使ったアクセサリー等をしばしばみることができます。
さて、今回のペンダントは、1962年発行、2シリング硬貨を使ったお品物。
ちなみに2シリング硬貨は現在発行されていない硬貨です。シリングという単位自体が1971年2月15日の10進法移行により廃止されたもので、1920年まではスターリングシルバー、1921年から1946年までは.500の銀貨、1947年から1970年までは白銅貨として製造されました。
時代ごとにデザインが異なりますが、1962年の2シリング硬貨は表面にエリザベス女王の横顔と「ELIZABETH Ⅱ DEI GRATIA REGINA」(神の恵み、女王、の意味)の文字が配されています。背面にはイングランドの国花、薔薇を中心に、スコットランドのアザミ、ウェールズのネギ、アイルランドのシャムロックがデザインた紋となっています。ちなみに「FID DEF」はラテン語の「Fidei Defensor」=信仰の擁護者=国王のこと。
今回ご紹介するのは、その硬貨の表面に、エナメル仕上げで色をつけ、縁取りをつけてチャームに仕立てたお品物。
エリザベス女王の側はシックにブラックとゴールドで格調高く。薔薇の側は色鮮やかに可愛らしく。両面でまったく違う印象を持つ秀逸なアクセサリーに仕上がっています。
硬貨の縁取りは恐らくシルバー。残念ながらはっきりしたマークはみられませんが、微かに残る「S」の文字と、販売していた英国のディーラーの説明、及び当店の経験からシルバーとしてご紹介させていただきます。
チェーンも同等に古いものですが、同年代かどうかは不明。恐らく少し新しいのではないかと思いますが、こちらには「925」の刻印を見ることが出来ます。
1962年に特別な思い入れがある人が、オーダーで作らせたものかもしれません。結婚記念日か、誕生日だったのではないでしょうか。
1962年、貴方にとってはどんな年だったのでしょうか。
もし生まれていなくても、ご両親にとってはどうだったのでしょうか。
繋がる過去を振り返るように、胸元にそっと配してみる。
そこから思いがけない未来が始まるかもしれない、英国ヴィンテージアイテムをお届けいたします。
◆England
◆推定製造年代:2シリング硬貨 1962年/チェーン1970年代以降
◆素材:2シリング硬貨/シルバー925
◆チェーン全長(環から環まで)約63cm
◆重量:26g
◆在庫数:1点のみ
【NOTE】
*古いお品物のため、小傷や汚れ、変色等がございます。
*チェーン留め具は問題なく稼働します。
*画像の備品は付属しません。
*上記ご了承の上お求めください。
アイテムのご購入はショップにてどうぞ。
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Todd Lowrey Antiques
by d+A