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Wednesday

3ペンス銀貨で仕立てたシルバースプーン / Antique Silver Spoon with Threepenny Coin 1918

 英国アンティーク、シルバーコインを使った極小スプーン。











今回ご紹介するのは、英国の古いコインを使ったシルバースプーン。



ちなみに現在の日本においては、貨幣を加工することは法律によって禁じられており、私たちも日本硬貨のアクセサリーは目にすることは(多分)ありません。

でも他国、例えばアメリカや英国などでは特に禁じられてはいないようで、「硬貨/コイン」を使ったアクセサリー等をしばしばみることができます。



さて、今回ご紹介するシルバースプーンは、1918年発行、3ペンス硬貨を使ったお品物。




表面にはジョージ5世の横顔、裏面には3という数字と王冠がデザインされています。


ちなみに3ペンス硬貨(通称として「threepenny bit/スリーペニービット)は現在発行されていない硬貨です。

3ペンスの銀貨(50%シルバー)は1547-1945年まで、ニッケル黄銅貨は1937-1970年まで発行されていましたが、1971年の十進法移行後、姿を消しています。

現在の硬貨は1ペニー、2ペンス、5ペンス、10ペンス、20ペンス、50ペンス、1ポンド、2ポンド(記念硬貨5ポンド)となっています。



このスプーンは、1918年発行の3ペンスコインを、後年ボウル状に加工し、更にツイスト状のハンドルをつけて極小のスプーンに仕立てています。

ハンドル部分もシルバーで、端部に「925」の刻印をみることができます。大きさからしてソルトスプーンなのではないでしょうか。



リングなどのアクセサリー等はともかく、スプーンにして国王の顔で塩をすくうとは・・・。

王家(天皇家)に対する感覚が、日本とは少し異なるなあ、と思わずにはいられません。



それはともかく、充分実用にお使いいただけますので、小さめのデミタスカップやエスプレッソ用のスプーンにいかがでしょうか。

もちろん実際にお塩や七味などの調味料用にもよろしいかと思います。



・・・ちょっと変わったスプーンですね・・・よく見れば、これはジョージ5世!?

ゲストとのそんな会話が想像できる、レアなシルバーアイテム。


こだわりを持つ貴方に是非お持ちいただきたいひとしなです。




◆England

◆推定製造年代:c.1918年及びそれ以降

◆素材:シルバー 

◆サイズ:全長約7cm ボウル部分直径約1.5cm

◆重量:4g

◆在庫数:1点のみ



【NOTE】

*古いお品物ですので、一部に小傷や汚れ等がみられます。詳細は画像にてご確認ください。

*画像の備品は付属しません。

*上記ご了承の上、お求めください。





アイテムのご購入はショップにてどうぞ。

こちらのバナーからご来店いただけます。

Todd Lowrey Antiques

by d+A