英国アンティーク、貝の小物入れ。
英国から、白く輝く光沢をもつ貝を利用した小物入れを手に入れました。
2枚の貝を合わせて作っており、小さな蓋がついています。蓋の上には、おそらく違う種類の小さな貝があしらわれており、程よいポイントとなっています。
まるで芸術作品のようなアイテムですが、いったい何のためにつくられたのでしょうか。
貝を使用した小物入れですと、アンティーク市場ではマザーオブパールを使用したロザリオケース等をみることができますが、今回ご紹介する小物入れは入り口が小さすぎて、とてもロザリオを入れることはできません。
初めはインク壺かな、とも思ったのですが内部にインクの跡がありませんし、気密性もありません。英国のディーラーによれば、「Trinket box, Pill Case or Coin Purse・・・?」という感じでした。(なんでもトリンケットボックスで済ましている感もぬぐえませんが)
小銭入れに関しては日本の硬貨であれば1円硬貨が何とか入りますし、英国のペニー硬貨もぎりぎり入ります。ただ、出すのはなかなか手間取ると思います。おそらくはピルケース、そしてトリンケットボックスとして作られたのではないかと思われます。
大きなチャームのついたペンダントは難しいですが、チェーンのみのネックレスやブレスレットでしたら入れても大丈夫そうですし、小さな粒のビーズなどにも丁度良いでしょう。
口金の様子からそれなりに年代はあると思いますので、英国のディーラーからの情報と当店の判断により1900-1930年代頃とさせていただきます。
例えばブライトンやサウザンプトン等、海辺の行楽地。
短い夏の思い出に、こんな小物入れとアクセサリーを手に入れてみる。
人によっては海岸の砂を入れてみる人もいたかもしれません。
ひと夏の思い出を抱きしめてくれる、光沢を秘めた白い貝殻。
貴方の夏の思い出用に、いかがでしょうか。
◆England
◆推定製造年代:c.1900-1930年代頃
◆素材:貝、金属
◆サイズ:幅約7.8cm 奥行き約3.9cm 高さ約3cm
◆開口部サイズ:約1×2cm(最大部分)
◆重量:27g
◆在庫数:1点のみ
【NOTE】
*古いお品物ですので、一部に小傷や汚れ、歪みや変色等がみられます。詳細は画像にてご確認ください。
*蓋部分は「パチン」と音がしながら閉まります。中に水をいれるとわずかに漏れます。気密性はございません。
*画像の備品は付属しません。
*上記ご了承の上、お求めください。
アイテムのご購入はショップにてどうぞ。
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Todd Lowrey Antiques
by d+A