英国アンティーク、ブルーボトル2本セット。
今回ご紹介するのは、アンティークボトルの中でも人気な「ブルーボトル」。
八角形のフォルムが特に珍しい、大小2本セットです。
ヴィクトリア時代、インク瓶などは透明、もしくは薄い水色のガラスが多かったのですが、他に茶色や濃い青のボトルも作られていました。
そのような色がついたボトルは「ポイズンボトル」とも呼ばれていました。
これは直接飲むと害になる薬剤等が入っていたもの。
濃い色のガラスにすることによって、見た目に分かりやすくするため、そして光の影響から薬剤を護るためのものでありました。
濃いブルーのボトルは、年代的には19世紀の後半からみられるようになったといわれています。
鉱物であるコバルトによって青色に着色するため、一般的な透明や薄緑色のガラスに比べればコストが高かったといわれているブルーボトル。
アンティークマーケットでも、ブルーボトルは少々お高く、値段交渉をしてみても「ブルーボトルだから」と、強気にでられることが多いのです。
今回のボトルセットは、ブルーボトルでしかも断面が八角形のもの。
横にしたときに、転がりにくいためにこのフォルムにしたのかもしれません。
整然とした形で、丸い断面のものとはひと味違う雰囲気をお愉しみいただけます。
少しばかり歪んだフォルムをもつアンティークのガラス瓶。
ひとつでももちろん素敵ですが、複数並べてみれば、その雰囲気は格別。
蒼い透明なガラスが重なるその向こうに、貴方は何をみるのでしょうか。
◆England
◆推定製造年代:c.1930-1950年代頃
◆素材:ガラス
◆サイズ(大):約2.5cm角 高さ約9.4cm 重量45g
◆サイズ(小):約1.9cm角 高さ約7.3cm 重量24g
◆在庫数:1セットのみ
【NOTE】
*古いお品物ですので、一部に小傷や汚れ、変色や歪み、製造時からの筋や気泡がみられます。
*大きなカケやワレはみられません。詳細は画像にてご確認ください。
*画像の備品は付属しません。
*上記ご了承の上、お求めください。
アイテムのご購入はショップにてどうぞ。
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Todd Lowrey Antiques
by d+A