英国ヴィンテージ、真鍮製航空機モデル。
ロンドン南部のアンティークタウン。
いくつかあるアンティークセンターのうつのひとつを訪れた時の事。ドアを入るとすぐにカウンターがあり、店主らしきご夫妻と常連らしき紳士がおしゃべりに興じています。
会釈をして中へ入り、びっしりとならんだキャビネットをひとつひとつ見ていく私たち。その中のひとつに、この飛行機を見つけました。
手書きのラベルには「WW2 Spitfire」。
Spitfire/スピットファイア。英国スーパーマリン社によって開発された戦闘機で1936年に初飛行。第二次大戦において英国軍と連合軍によって使用され、1940年の英国防空戦(バトル・オブ・ブリテン)の際に活躍したため、英国をドイツ空軍から救った「救国戦闘機」とも呼ばれます。
スピットファイアの由来は、直訳すると「口から炎を飛ばす人」。どちらかといえば女性をさすことが多く、短気な人、癇癪女・・・そして日本語で言えば多分「じゃじゃ馬」が近いような気がします。
開発者であるR・J・ミッチェルはこの名前を気に入らなかった、とされていますが、親会社の重役がつけたこの愛称は開発時から親しまれ、やがて浸透していきました。「癇癪女、じゃじゃ馬を乗りこなす」という意味で、飛行機乗り達が受け入れていったのかもしれません。
そんなスピットファイアを、デスク用アクセサリーモデルとして作ったのが今回ご紹介するお品物。
ずっしりした土台に設えられたエアクラフトは、古びた色合いの真鍮でできており、きちんとプロペラが回せるようになっています。底面にはやや読みづらいですが「ENGLAND」の文字を見ることが出来ます。
プロペラを指で回してみましたので、よろしければご確認ください。
わすかに傾き、動きを感じさせる絶妙なセッティング。今から高みにのぼるのか、それとも大地に舞い降りるのか。
デスクトップやサイドボードに置けば、この上ないアクセントとなってくれること間違いなしの一品。
英国が愛した救国の戦闘機を、貴方のコレクションに加えてみてはいかがでしょうか。
◆England
◆推定製造年代:c.1940-1960年代頃
◆素材:真鍮
◆サイズ:土台直径約8.5cm 全体高さ約14.5cm 飛行機幅約19.7cm
◆重量:765g
◆在庫数:1点のみ
【NOTE】
*古いお品物ですので、一部に小傷や汚れ、変色がみられます。詳細は画像にてご確認ください。
*プロペラはスムーズに回転します。
*画像の備品は付属しません。
*上記ご了承の上、お求めください。
アイテムのご購入はショップにてどうぞ。
こちらのバナーからご来店いただけます。
Todd Lowrey Antiques
by d+A